2006.3.1

 
 
「環境と健康」
Vol.18 No.5 October 2005 目次
 
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タイトル
筆者
Editorial 偽薬効果と医療
菅原  努
345
Topics 米国での統合医療の現状 第1部

米国では代替療法として、日本のレイキや
セラピューティックタッチやヒーリングタッチなどが研究対象となっている。逆に日本では、頭から「非科学的」というラベルを貼ってしまいタブー視する傾向がある。説明のつかない不思議な現象があった場合、まずそれをきちんと科学的手法で評価検討し、それからインチキかどうか議論をする土壌が無いのは何故だろう。

竹林 直紀
348
  〈癒し〉のメカニズムと水 第2部

子宮の壁をザーザーと打つ大動脈の拍動音は潮騒の音です。大動脈の摩擦音は、小川のせせらぎの音と非常に似ているのだそうです。心臓の鼓動の音は、潮騒やせせらぎの背景にある高らかに鳴り響く、リズミカルで非常に深い響きです。水の音、その音は川の音でもあり海の音でもあります。そして、「いのちの波の音」のように深い響きでもあるのです。水のもつ根源的な癒しなのです。

中井 吉英
363
いのちの科学プロジェクトシリーズ テーマ:文理融合の科学をめざして
(3)食と健康:食の新たな機能を探る

最近、食による健康の維持・増進に対する注目度はことの他高い。健康食品の名のもとに多彩な製品・品目が世に出ているが、科学的根拠の希薄なものもある。広い意味で食の安全性とも関連する害の問題は後を絶たない。一方では、科学的証拠の追求(研究者)と発信(学術界やマスメディアを含む媒体)が、また、他方では科学性への信頼と受容(消費者)の成り立つような社会の成熟が待ち望まれる 。

大東  肇
372
Books 菅原 努著   
 「安全」のためのリスク学入門
 
347
  ブライアン・フェイガン著 東郷えりか訳
  古代文明と気候大変動―人類の運命を変えた二万年史
 
390
Random Scope アメリカ大陸に4万年前からヒトがいた?  
362
歩行者を護る自動車  
389
NPOのページ がん温熱療法はさきがけ技術である  
386
おしらせ 京都健康フォーラム2005  
391
第1回いのちの科学フォーラム  
392
編集後記    
393
投稿規定    
394
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