2002.5.9

 
 
「環境と健康」
Vol.15 No.2 April 2002 目次
 
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タイトル
筆者
Guest Editorial 食品成分の予想外の効能・効果の発見に至る道筋-ビタミンE代謝物の生理作用を例として-
食の効能評価ついて新しい科学的な方法の確立をめざす立場から問題の提起を。
五十嵐 脩 
41
Topics 分かり易い放射線防護体系を考える -逆問題としての放射線防護-
国際放射線防護委員会の勧告改訂作業に対して、発想を転換して逆問題として取り上げることを提案する。

菅原  努
44
健康指標プロジェクトシリーズ テーマ:熱ショック蛋白質の医生物学
46(1)分子シャペロンによる蛋白質の品質管理と病態

遺伝子DNAをもとにしてRNAを経て蛋白が作られると言われているが、出来たばかりのものはアミノ酸の鎖で、それをうまく立体的に組み上げていくには分子シャペロンの助けが必要である。熱ショック蛋白Hsp47を例にコラーゲン線維が作られていく過程を追う。
永田 和宏
51
  テーマ:脳の機能はどこまで見られるか-脳機能と画像診断の進歩
47(1) 脳機能イメージングの進歩
脳の画像診断の進歩ポジトロンCT(PET)を中心にして解説し、それで脳の何がどのくらい分かるかを論じる。
米倉 義晴
64
  48(2) 非侵襲的脳機能画像法を用いた脳可塑性へのアプローチ
PETとMRIとで脳血流量の変化を観察することから脳の働きをさぐる。例えば失明した人でも何才から失明したかで後頭葉の関与の仕方が異なるなど脳の可塑性をさぐる。
定藤 規弘
72
Books 阿部 謹也 編著 世間学への招待
佐藤 直樹 著 世間の現象学
阿部 謹也 著 学問と「世間」
 
82
Random Scope 汗で除菌できる?  
43
ボツリヌス毒素で若返り!?  
51
「実験動物によりよい飼育条件を」が新しい問題を生む  
63

チンパンジーとヒトとの違いは精子にある?

 
81
投稿規定    
84