第68回「いのちの科学」例会 (終了)

(原則として非公開:連絡を頂ければオブザーバで参加できます)

日 時:2019年4月21日(土)14:00〜

場 所:(公財)体質研究会 会議室

14:00〜15:00  委員会
15:00〜17過ぎ  話題提供

話題提供者:岩崎有作教授

    京都府立大学大学院生命環境科学研究科 動物機能学研究室 

   「食後ホルモンの内臓感覚神経を介した摂食抑制作用:

            過食治療のための新規作用点としての可能性」

「過食」は肥満や糖尿病を誘導する強力な成因である。一方、有効且つ安全な摂食抑制剤は未だ開発に至っていない。私は、内臓感覚神経の1つである「求心性迷走神経」が、食後に分泌される胃腸膵ホルモン(グルカゴン様ペプチド-1:GLP-1、インスリンなど)を受容し、神経情報として速やかに脳に伝達して、満腹感を誘導することを明らかとした。本会では、新規GLP-1分泌促進成分の希少糖アルロースを例に挙げ、求心性迷走神経の活性化を介した過食・肥満・糖尿病治療効果を紹介する。

出席者:岩崎先生、小西淳二、奈倉、玉木、山岸、本庄、今西、村田、小野、内海

客 員:小林

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